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日馬富士暴行事件におけるスマホ中毒

大相撲の横綱日馬富士が貴ノ岩関に暴行をはたらいて引退しました。
報道によると、暴力を振るう原因となったのが、横綱白鵬が貴ノ岩関に説教をしている最中に、スマホに彼女からの連絡が入った貴ノ岩関がスマホをいじったことのようです。
人が話をしているのにスマホをいじることは良くないことだと誰でも分かりそうなものです。
それなのに思わず触ってしまうのは「スマホ中毒」になっているとしか思えません。
スマホ中毒は、その多くがSNSに原因があると思っています。
運営会社は、多くの人に使ってもらって、飽きてやめてしまわないようなあらゆる工夫をします。
その一つが、プッシュ通知機能です。
新たな書き込みがあったなどの知らせがそのつど送られてきます。
これに反応して、できる限り早く返信などを行うのが習慣になってしまいます。
これを繰り返すうちに、どんな場合であっても通知が来ると身体が勝手に反応してスマホをいじってしまうのです。
生徒たちを見ていると、うまく距離を取って上手に使いこなしている人も少数ながらいます。
しかし、多くはすでに「中毒」レベルに達してしまっているように見受けられます。
塾での指導中はこちらの目もあるのでスマホを触りませんが、スマホをいじりながら部屋に入ってきて、指導時間が終わってさようならを言った次の瞬間にスマホを取り出していじりはじめる生徒がたくさんいます。
その姿を見ると、非常に危険な感じを受けるのは私だけでしょうか。