中央教育研究所が発表した研究報告書「人口減少問題と学校教育」を読んだ。
今後の人口減と少子・超高齢社会については確実に訪れる事実であろう。その中で、学校教育、家庭教育、そして塾の位置づけが大きく変化していくのは間違いない。
この予測困難な時代を生き抜くための力は、相互に関連がなさそうな知識や技術を子供時代から幅広く身につけていくことだろう。偏りのある知識では、時代の変革に対応することが困難になる場面に多く遭遇するだろう。
子供たちはすぐに「好き・嫌い」で物事を判断しがちだ。特に、知識や技術の習得に関してはその傾向が強く出る。それを諫めて正しい方向に導くのもまわりの大人全員の責任だ。家庭・学校、そして塾などの子供に関わる全てのものが同じ方向を向いて子供に向き合っていきたいものだ。